iPhone だけで画像修正 | ルナティック コード ラボ

iPhone だけで画像修正 前編

Apple

iPhoneで撮影した画像を修正やトリミングをする際、プライベートではAdobe Photoshopを使っていますが、iPhoneだけでどんな事ができるかを試してみました。
試してみると思った以上に調整できる項目があったので、2回に分けて試して行きたいと思います。

桜の画像を使ってどのように調整ができるのかを、項目ごとに最大値まで調整をして効果を確かめてみました。

素材の桜の画像です

素材のデータです

いちばん左の画像が素材です、中央の画像はデータです、とりあえず画像を複製してから修正を行いました。

まずは『自動修正』を試しました

左の画像を自動修正してみました

画像の下の最下段に3つ並んだアイコンのいちばん左の『調整』から試しました。
画像のすぐ下のアイコンの自動修正のボタンをクリックすると、右に並んだ修正項目のアイコンに修正の状態が黄色く表示されています。もっと多くの項目が右にかくれています。

自動修正ではあまり変化が感じられませんでしたが、全体に明るく調整されています。
次は項目ごとにどのように変化があるかを試してみます。

『露出』の調整

まずは露出の項目の変化を試しました。
調整できる明暗の最大値です。

露出の調整です

真ん中は元画像です、右の画像はプラス100で左はマイナス100で両極端の値の画像です。
プラス100の画像は白飛びするところまで調整ができます。

『ブリリアンス』の調整

ブリリアンスの調整

これも真ん中が元画像で、左右が調整の最大値です。
メインの花以外に変化があります、明るい部分以外を調整できるようです。

『ハイライト』の調整

ハイライトの調整

メインの花に変化があります。
画像の明るい部分を調整できるようです。

『シャドウ』の調整

シャドウの調整

名前の通り暗い部分を中心に変化があります。

『コントラスト』の調整

コントラストの調整

コントラストの調整ができます。
明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くと、メリハリの調整ができます。
マイナス100ではメリハリのない、のっぺりした画像になってしまいました。

『明るさ』の調整

明るさの調整

画像全体の明るさの調整ができるようです。
『露出』の調整に比べると変化がゆるやかです。

『ブラックポイント』の調整

ブラックポイントの調整

プラスにすると暗い部分がより暗くなります。
画像の暗い部分だけを調整するための項目でしょうか?

『彩度』の調整

彩度の調整

読んで字の如く、色の鮮やかさを調整できます。
マイナス100ではモノトーンになりました。

『自然な彩度』の調整

自然な彩度の調整

彩度の調整よりは調整の幅が狭められているようです。
微調整に使うための項目かと思われます。

『暖かみ』の調整

暖かみの調整

暖色から寒色までの調整ができるようです。
意図的にイメージを調整するのに最適な項目ですね。

『色合い』の調整

色合いの調整

全体的に色合いが変化します。
桜の花にはプラス方向がぴったりに感じます。

『シャープネス』の調整

ここからは効果をどれだけかけるかの調整になります。

シャープネスの調整

いわゆる『アンシャープマスク』かと思われます。
輪郭をシャキッと感じさせてくれますが、やり過ぎは禁物ですね。

『精細度』の調整

精細度の調整

『シャープネス』に加えてコントラストも調整がされるようです。

『ノイズ除去』の調整

ノイズ除去

ざらついた画像をなめらかにしてくれるようです。

『ビネット』の調整

ビネットの調整

画像のふちが暗くなります、古いレンズで撮影したような雰囲気にできます。
レトロなイメージ作りや、中央の被写体の強調に使えます。

調整項目は以上です。
思ったよりも細かく調整ができますので、じっくりと調整すればイメージ通りの画像に修正ができそうです。
次回は『フィルタ』を試してみたいと思います。


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