GIMPを使えば商品紹介画像やバナー・POPなどを作成する際に、素材のサイズを簡単に拡大縮小することができます。
しかも複数の素材のサイズを一度に変更することも可能です。
素材のサイズを変更するには
土台となる背景に複数の素材を配置します。
例ではパープルとブルーとイエローの素材が別々のレイヤーとして配置されています。

まずは左上のツールボックスの『拡大・縮小』を選択します。

その後サイズを変更したいイエローの素材をクリックすると、詳細を設定するダイアログボックスが表示されます。
赤丸の中のクサリ?のアイコンをクリックするごとに、幅と高さの連動を切り替えることができます。
次の画像ではクサリが切れていて、幅と高さを別々に設定する状態です。


イエローの素材の左上の四角のマークをドラッグすると、好きなサイズに変更することが可能です。
ダイアログボックスに変更したい数値を入力しても大丈夫です。

幅と高さの比率を変更したくない場合は、クサリのアイコンが途切れていない状態にします。


この状態で変更したいサイズを入力すると、幅と高さが連動したサイズになり縦横比が変更されずに拡大・縮小ができます。
四角いマークをドラッグしても幅と高さが連動してサイズを変更できます。


幅を346ピクセルと入力しエンターキーをタップすると、高さも346ピクセルと連動したピクセル数に変更されます。
複数の素材のサイズをまとめて変更するには
一つだけではなく複数の素材を同じように拡大・縮小する場合は、レイヤーのツールボックスで目のアイコンの右横をクリックするとクサリのアイコンが表示されます。


一緒にサイズを変更したいレイヤーの目のアイコンの右側をクリックし、クサリのアイコンを表示させていきます。


上の画像ではイエローとブルーの素材が選択されています。
この状態でサイズ変更のダイアログボックスの数値を変更すると、イエローとブルーの素材が連動して拡大・縮小されます。

変更したいサイズを入力しエンターキーをタップします。


すると、二つの素材が同じサイズで拡大・縮小されます。

イエローとブルーだけじゃなくパープルも一緒に変更するなら、三つのレイヤーを連動させれば同じようにサイズを変更できます。


今回はサイズを拡大していますが、同じように数値を変更したり四角いマークをドラッグすることで縮小も簡単にできます。
クサリで連動している素材は移動も一緒にできます
拡大・縮小だけじゃなくクサリのアイコンで連動している素材は、移動をさせると全て一緒に移動ができます。

クサリのアイコンを外すと一つ一つを別々に移動ができます。


赤丸の中のクサリのアイコンで素材の連動が自由自在にコントロールできます。
GIMPは色々と使えば使うほど、これだけの多機能なソフトが無料で使えることに感謝しかありません。
まだまだ一部の機能しか使えていませんが、これからももっと便利に使える機能を学習して使いこなせるようになりたいと思います。
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