ニューヨーク近代美術館 MoMA に認められ収蔵されている Harman Kardon の SoundSticks を入手しました。
初代 iMac と一緒にディスプレイされているのを見て、いつか手に入れたいと思ってから四半世紀も経ってしまいました。
サウンドスティック とは
Apple の iMac のために開発されたサブウーファー iSub をベースに、サテライトスピーカーを加えて2.1ch化したデスクトップオーディオシステムです。
iMac が発売されてその可愛い姿とカラーに注目されていた時に、一緒にディスプレイされていたスピーカーでスケルトンのボディや独特のデザインに心を奪われました。
そのオーディオシステムをBluetooth化し、ワイヤレスに改良されたのが サウンドスティック ワイヤレス です。
唯一無二のデザイン
当時の iMac は持っていませんが我が家にある iMac に繋いでみました。

片側4基のフルレンジサテライトスピーカーがスケルトンで、スピーカーひとつひとつが浮いている様なデザインです。

スピーカーの下の部分にタッチセンサーのボリュームボタンがあります。

右側のプラスボタンをタップするとボリュームアップ、左側のマイナスボタンをタップするとボリュームダウンです。
iMac のボリュームとは別に動作しサウンドスティックのボリューム調整だけで音量を変更できます。
ただ、OSをmacOS Sequoia 15.5 にアップデートした為か? Bluetoothの繋がりが悪くなりました。
iPhoneとは繋がりますので、現在はiPhoneのライブラリを楽しんでいます。
青く発光する クラゲ の正体です
明るい状況では分かりづらいのですが、クラゲと称されるサブウーファーのデザインです。

小学生の頃、夏休みに同い年の従兄弟と一緒に過ごしたおばあちゃんの家の近くの海でみかけたクラゲとそっくりなデザインです。

上から見ると4っつに空いたホールのデザインがクラゲのボディそのものです。
真っ暗な中で見てみると妖艶な雰囲気に心が奪われます。

iPhoneで撮影したのでナイトモードになり、実際よりも明るく表現されました。
実際は次の様なイメージになります。

普段は iMac の後ろ側にあるサブウーファーですが、撮影のために画面の前に置いています。
低音は指向性が弱いのでサテライトスピーカーの外側に設置すれば、いつでもクラゲを楽しめますね。
サブウーファー のボリュームも自由に調整できます
フルレンジサテライトスピーカーだけではなく、サブウーファーのボリュームも独立して調整ができます。

裏側の黒いスイッチで、サブウーファーのボリュームがコントロールできます。
スイッチを押すことでオンオフができ、スイッチを左右にひねることでボリュームを調整できます。
画像は縦の棒がまっすぐになっていますので、ちょうど半分くらいの音量の状態です。

左に回すとボリュームが絞られ、右に回すとボリュームアップです。
最大まで右に回すと低音の迫力がすごいのですが、バランスを考えると曲ごとに微調整が必要です。
曲ごとに調整するのは現実的ではありませんので、ちょうど中間くらいかちょっと控えめのボリュームにして楽しんでいます。
スケルトンですので基盤や配線を見て楽しめます。
美術館に収蔵されるほどの美しいデザインのプロダクトを日々楽しめるのは最高の贅沢です。
音質についても大満足しています。
スピーカーやイヤホンを試すのにはマドンナさんの『The Immaculate Collection』というアルバムは最適で『Vogue』を再生して左右の音の動きや分離などを確認するのが楽しくて仕方ありません。
iMac 本体で再生して思わず周りを見渡してしまった、『Rescue Me』の雷雲?の部分の立体感もちゃんと表現されました。
サブウーファーの迫力もあり、iMac のスピーカーよりもずっと音楽を楽しめます。
最新型の SoundSticks はデザインがモダンになってしまいましたので、入手できるなら旧タイプを手に入れられることをお勧めいたします。
ただ、サテライトスピーカーの指向性のためか聞く位置によって、音の立体感に大きく違いが出ますので注意が必要かもしれません。
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