iPhoneでナイトモードでの撮影とカメラのズーム倍率を比較 | ルナティック コード ラボ

ナイトモード撮影とカメラのズーム倍率を比較しました iPhone14Pro

nightmode Apple

iPhone14Pro のカメラでナイトモードでの撮影を試しました。
同時にカメラのズーム倍率による、画角の違いと画質も比べてみました。

ナイトモードとは

ナイトモードを使うと、暗い状況でより精細に撮影され、写真が明るく撮影ができます。
iPhone11以降の機種がナイトモードに対応しているようです。

夜に写真を撮るのに明るければ良いということではありませんが、そういった意図を持って撮影出来るという選択肢が増えることは喜ばしく感じます。

カメラのズーム倍率について

写真を撮影する際に、画面をピンチしてズームイン/アウトが出来ます。
その方法以外に iPhone14Pro では 0.5x、1x、2x、3xのボタン?があるので、それをタッチすると素早くズームイン/アウトが出来ます。

もう一つそのボタンを長押しすると半円形のズームコントロール表示が出てきますので、タッチしながらドラッグすると無段階に倍率を選べます。

iPhone14Pro では 0.5倍から3倍までは光学ズームで、最大15倍のデジタルズームが可能です。

ナイトモードで撮影中の画面の動画です

ナイトモードとズーム倍率の変更時の画面を動画で収録しました。
2分4秒、30.7MBの動画です、Wi-Fiなど通信環境の良い状況でご覧ください。

手持ちで作業をしましたので、画面が揺れて見苦しいのですが、ナイトモードでの撮影中の画面状態や、ズーム倍率をボタン長押しで変更しているところを画面収録を使って残しました。
画面収録の動画がこれだけ揺れているのに、ナイトモードで撮影した写真に手ブレが感じられないこと自体がすごいと思います。

暗いので最初はフラッシュのマークが点灯し、その後ナイトモードに切り替わり撮影秒数が表示されます。
撮影をすると、『動かさないように持ってください。』と画面上部に表示が出て、画面右に撮影残秒数が表示されます。

ズームボタンを長押しすると半円形のズームコントロールが出てきますので、長押しをしたまま指でドラッグをして倍率を変更しています。
0.5x、1x、2x、3x、の位置ではドラッグ中にクリック感があります。

0.5xは13mm、1xは24mm、2xは48mm、3xは77mmと、35mm判換算での焦点距離の表記がされています。
フィルムカメラなど35mm判では、13mmは超広角、24mmは広角、48mmは標準、77mmは中望遠と呼んでいますが、Appleのサイトでは、13mmは超広角、24mmはメイン、48mmは2倍望遠、77mmは3倍望遠と表記されています。
各倍率の画像を見ると、Appleの表記方法の方がしっくりとくるように感じました。

ナイトモードで撮影した画像 ズーム各倍率で比較

画面収録中に撮影した画像を順番に見てください。
縦サイズを1000pxにリサイズした以外は手を入れていません。

まずは 0.5x 13mm から

次は 1x 24mm の画像です。

次は 2x 48mm の画像です。

次は 3x 77mm の画像です、ここまでが光学ズームとなります。

最後は最大倍率、デジタルズーム15倍 の画像です。

ここまで寄ることができますが、デジタルズームですので荒い画像になっています。

ズーム各倍率のピクセル等倍画像です

次はナイトモードのズーム各倍率で撮影した画像の一部を、ピクセル等倍で切り抜いた画像です。
こちらも切り抜いた以外に手を入れていませんので、画質の違いを比べてみてください。
ピントはiPhoneまかせでしたので、ピントの甘く感じる画像もあります。
(手ブレが原因かもしれません)

まずは 0.5x 13mm から

次は 1x 24mm の画像です。

次は 2x 48mm の画像です。

次は 3x 77mm の画像です。

最後は最大倍率、デジタルズーム15倍 の画像です。

ピクセル等倍で見るとさすがに荒い画像ですが、ここまで記録できるのはいざという時に役立つかと思います。

ナイトモードは可能性を感じるモードです

最初にも書きましたが、夜に写真を撮るのに明るければ良いということではありませんが、暗いところを暗いまま撮ることもできるので、イメージ通りの画像を撮影するための選択肢として色々な表現ができると思います。
また、光学ズームも3倍までありますので、写真撮影がめっちゃ楽しめます。

しかし何よりすごいのはナイトモードで撮影すると約3秒の長時間露光が、三脚も使わず手持ちで撮影できるところです。
フィルムカメラで50mmの標準レンズを使って撮影する場合、私なら1/60秒よりもスローシャッターなら間違いなく手ブレした写真しか撮れません。
それと比べると、iPhoneのソフトの処理能力?で三脚なしで綺麗な夜景が撮れると言うのは、本当にすごいことで、新しい表現方法の可能性を期待できる機能ですね。


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