iPhoneのOSを『iOS 17』にアップデートして、AirPods Pro(第2世代)の新しく追加されたノイズコントロールの『適応型オーディオ』と『会話感知機能』を試してみました。
今までは『外部音取り込みモード』で大満足していたのですが、どのように違うかを検証してみたいと思います。
適応型オーディオ とは
Appleのサイトを引用すると、「H2チップのパワーを内蔵したAirPods Proに適応型オーディオが加わりました。あなたがどんな場所にいても、注意を払うべき音を自動的に優先。必要に応じてアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをシームレスに組み合わせ、その状況に最適な音のバランスで魔法のようにあなたの耳に届けます。」となっており、今までのふたつのモードを足して進化させたモードのようです。
会話感知機能 とは
こちらもAppleのサイトを引用すると、「AirPods Proを装着したまま近くにいる人と話したい時は会話感知機能が再生中のオーディオの音量を自動的に下げて、目の前にいる相手の声を聞き取りやすくし、背景ノイズを減らします。」と説明がされています。
設定方法は
iPhoneなら設定アイコンからAirPods Proを選び、ノイズコントロールやオーディオの項目で設定していきます。
iMacなら、画面右上のコントロールセンターのAirPodsのアイコンをクリックすると、設定のメニューが表示されますので好みのモードや設定を選ぶだけです。
適応型オーディオを試しました
『アクティブノイズキャンセリング』と『外部音取り込みモード』のいいとこ取り?のモードのようですので期待感大でしたが、『外部音取り込みモード』との違いがよくわかりませんでした。
Appleのサポートページを見てみると、『パーソナライズされた音量』と言う項目があり、「周囲の状況と音量設定に応じて、AirPods Pro (第 2 世代) のメディア音量を調整します。時間が経つほどリスニングの好みを学習し、周囲の環境に合わせてメディアの音量を微調整してくれるようになります。」と記されていますので、使い込んでいくと個々の使用環境に応じて変化して行くようです。
そうであれば、時間をかけて私の使用環境に合わせて進化して行くことを楽しみに待つことにしましょう。
(適応型オーディオについて、10月14日に発見した事をこちらのページに追記いたしました)
会話感知機能を試しました
こちらの機能は明確に違いが出ました。
近所の方とすれ違った際などに、こんにちは〜と挨拶をすると音楽の音量がスッと小さくなります。
「会話が終わると、自動的に音量が上がり、元のノイズコントロール設定に戻ります。」となっていますが、イヤホンをしたまま話をすることは無いので、試しに家族と話をして自分が声を発すると音楽の音量が下がりますが、相手の声が聞こえても一定の時間で音量が戻ってしまいます。
相手の声が小さくて?会話が終わったと判断しているのかも知れません。
ちなみにテレビを相手にして声をかけてみましたが、家族と話した時と同じ反応で、テレビの中の方が話していても音量が戻ってしまいました。
また、会話感知機能はノイズキャンセリングのどのモードを選んでいても機能しました。
『アクティブノイズキャンセリング』モードで静寂の中で声を出してみても、音楽の音量は下がりました。
会話感知機能が必要ない場合はオフにすれば、声を出しても音楽の音量が下がることはありません。
OSのアップデートで進化した機能
この9月にiPhoneやMacなどでOSがアップデートしました。
現在の私の環境では、
macOS 14.0 Sonoma (23A344)
iOS 17.0.3 (21A360)
iPadOS 17.1.3 (21A360)
WatchOS 10.0.1
AirPods Pro 6A301
と、なっています。
以前、「AirPods Proは散歩の必須アイテムでした」と投稿した際に、iMacだけは接続のアイコンが出て来てクリックをしないと切り替わりませんと書いていましたが、今回のアップデートでそれが改善されました。
iPhone、iPad、iMacの各機器で切り替えがスムーズに行われます。
iPhoneで音楽を聴いていて、iPadで音楽を再生すると自動で切り替わり、iPadで聴いていてもiMacで再生を始めると自動的に切り替わるようになりました。
ただ、iPhoneとiPadはロック画面から目覚めた時点でほぼ瞬時にAirPodsに接続されて切り替わるのですが、iMacだけはAirPodsとの接続が瞬時ではなく数秒のタイムラグの後接続されますが、今までに比べるとどんどん進化して便利になってきています。
AppleWatchに関してはmusicアプリの使い方がよく分かっていないので、Watch内の音楽が再生されているのか、iPhone内の音楽が再生されているのかも分かっていないので勉強してから検証いたしますm(_ _)m
意外な発見?がありました!
今まで気が付いていなかっただけかも知れませんが、iPadのロック中の画面に再生中のアルバムアートワークが大きく表示されていました!
The Clashの「London Calling」のジャケット写真、ベースを叩き壊すポール・シムノンです。
「London Calling」はLP2枚組のアルバムでしたが、お金の無いパンクスが購入し易いようにとLP1枚のアルバムと同じ価格で発売されました。
少しでも多くの方々にメッセージを伝えたいと言う姿勢が心に響きます。
iPhoneのロック画面は今まで通り?見慣れたロック画面でした。
iPadのようにアートワークを大きく表示してくれれば、めっちゃかっこいいのに・・・
まぁ、それは次のアップデートに期待してみましょう。
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